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自衛隊のコンバインドローラ(架空) 其の四 [1/35スケール 陸上自衛隊]

 ではでは「妄想」自衛隊装備車輌の製作レポを再会致します。とはいえ、既に車体は完成し、残すは女性自衛官の塗装を残すのみとなっています。

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 タミヤアクリルのフラットフレッシュをエアブラシで吹き、目の書き込みを終えた状態を下地とし、その上から肌の色における「窪みの箇所」→「光が当たる箇所」→「最も光が当たる箇所」と、およそ三段階にわけて塗り分けました。といっても、1/35というスケールを考えると「塗る」というより「書く」といった方が適切かもしれません。逆にこの「書く」ような塗り方を、1/16スケールのフィギュアなどに、そのまま応用してしまうと、おそらく歌舞伎の隈取のようになってしまうと思われます。

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お次は迷彩服の塗装です。最初はタミヤアクリルのフィールドグレーとバフを約7対3で混ぜた色を塗り、さらにその上から、同じくタミヤアクリルのNATOグリーンで、迷彩柄を書き込みます。

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順を追って、タミヤアクリルのレッドブラウンで迷彩柄の書き込み→タミヤアクリルのNATOブラックで迷彩柄の書き込みをし、迷彩柄の塗装は終了です。

 よく展示会等で「自衛官の迷彩服を上手く塗るコツはありませんか?」という御質問を頂きますが、あえて言うなら「迷彩パターンの塗装に神経質になりすぎないこと」とお答えしています。私も以前は「実物に忠実に!」と気負って、迷彩柄をことさら細かく塗装していましたが、そうすると、逆に不自然になってしまうことがよくありました。気楽に臨むことが、案外良い結果を出せるというのは、模型以外にも通じる話かもしれませんね。
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トモシビ [完成棚]

      東北AFVの会2017にて、タミヤ賞を頂いた作品「トモシビ」です。

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 作品を直に御覧になったことのある方はお気付きかもしれませんが、タイトルプレート、及び植生を手直ししました。もう少し手を入れたい箇所もあるので、また少し様相が変わるかもしれませんね。


このジオラマを製作する上で、イマジネーションを授けてくださった全ての方々に感謝を捧げます(_ _)
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忘れられぬ旅 其の三 [回想録]

                前回までのあらすじ

 旅もここまで・・と思いきや、突如として救いの手が差し伸べられた。しかし、その状況の急展開ぶりに、ブログ主の脳は少なからず混乱してしまったのであった!

 聞けば、その初老の男性は、ヤボ用を済ませて、車に帰ってきたところで、私とタクシードライバーさんとのやりとりを目にしていたようで・・結果、私はその男性の厚意に甘え、車に乗せて頂きました。正直なところ「超小心者」である私は、アレやコレやと邪推をしたことも事実ですが、それ以上に、その男性の真摯な態度を「信じたい」と思ったのです。そして、1時間半近くの車での移動中、男性は「私を送ってくれる理由」を話してくれました。

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 その男性は東日本大震災の起きたあの日、津波が押し寄せた「あの」町にある自宅におり、被災直後には妻と息子夫婦、そして幼いお孫さんと共に、とある避難所へと逃げ込んだそうです。ところがその小さな避難所には男性の家族以外に、2・3家族しか避難していない上に、大混乱の影響で行政からも一切の助けが来ないという状況に陥ったそうです。数日間、極寒の中、孤立した避難所にこもりきりという中で、その男性は、最悪の場合のときの「とるべき行動」を家族と決めたそうです。

男性 「もし、このまま助かる見込みが断たれたときは、幼い孫は私が自らの手で楽にしてあげて、自分達の命は自分達で始末をつけよう。と、家族で決めていましたよ。当時はそんなことを本気で話し合う程の極限の状況でした」

当の被災者の方が話されるその話は余りにもリアルで、私はただ、男性の話を聞き入っていました。

男性 「でも、ついに自衛隊の車輌が助けに来てくれたんです。ですが、その車輌に掛けてあった災害派遣の横断幕の下に〇〇駐屯地と書いてあって、そりゃあビックリしました。てっきり近県の駐屯地から来てくれたんだろうと思ったら、〇〇県の〇〇駐屯地からの救援ですよ?・・・そう、あなたのご近所さんの駐屯地ですよ」

       ここまで話して頂いたところで、私も全てを理解しました。

男性 「聞けばあなたは〇〇駐屯地のご近所さんな上に、自衛隊の模型を作ったり、全国の駐屯地を巡る旅を生きがいにしているそうじゃないですか。自衛隊に一家の命を救ってもらった身で、そんなあなたを助けてあげられないようじゃ世間に顔向けできませんよ^^」

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やがて目的の駐屯地の正門前に到着しました。別れ際「せめてガソリン代だけでも」という私からの申し出を頑なに拒みつつ、ひとつ、約束をしてくれればそれでイイと仰ってくれました。それは
            

 「あなたのその生きがいを、ずっと続けてくれると約束してくれればそれでいい」
                  と・・。




今年もまた春の駐屯地祭シーズンが近づいてきていますね。〇〇さん。約束は守り続けていますよ!

  次回は、こんな私が、精一杯の感謝を込めて製作した、ある作品を御紹介します。
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忘れられぬ旅 其の二 [回想録]

                前回までのあらすじ

東北の某駐屯地創立祭へと旅立ったブログ主。しかし目的地まであと少しというところで立往生するハメに。なんとか状況を打破する為に、混雑する駅構内から抜け出たのだが・・!?


 悩んだ結果、路線バスはリスクが高いと判断して諦め、最後の望み、タクシーを求めて乗り場へと向かいました。丁度駅前ロータリーにタクシーと、そのドライバーと思しき男性がいたので、試しに聞いてみました。

私 「すいません。〇〇までタクシーで行くとしたら、どのくらいの料金になりますか?」
ドライバー 「〇〇までかい?そうだねぇ、〇万円は超えちゃうねぇ」
私 「〇万円!!・・そうですか・・わかりました・・」

 この時点で、私は駐屯地探訪を断念し、帰路につこうと思っていました。ところが・・

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          「あんた、どうして〇〇に行きたいんだい?」

突如、見知らぬ初老の男性に声を掛けられました。どうやら先ほどのタクシードライバーさんとのやりとりを見ていたようです。少し驚いたものの、悪意を向けているようには見えなかったので、正直に理由を話しました。すると男性は

男性 「そんなに創立祭とやらに行きたいのかぁ。自衛隊に興味があるのかい?」
私 「はい。実は家も〇〇駐屯地のすぐ傍にあるということもあって、昔から身近には感じていたんですが、最近は趣味の一環という理由もあって、全国の駐屯地を巡り歩いているんです」

ここまで話したところで、その男性が「!」という表情をされたのを、よく覚えています。そしてその後、男性は驚きの言葉を発しました。
 
    「・・よし!私が〇〇駐屯地まで送ろう!さぁ、車に乗りなさい!」

と言って、ロータリーの傍らに停めてあった、その男性の所有する車と思しき車輌を指さしました。


            その時の私の心境・・・( ゚д゚)ポカーン

                さらに続きます

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忘れられぬ旅 其の一 [回想録]

 このエピソードをブログに載せるかどうかは、正直、逡巡していました。ですが、自分1人の心中にずっと収めておくだけというのも、どうにも「勿体ない」と思い、ここに記したいと考えた次第です。宜しければお付き合いの程を(_ _)

 その話は、東日本大震災からも数年経ち、東北にある駐屯地の創立祭も、例年通り開催されるようになった頃に遡ります。当時の私は「とある装備品」を観たいがために、東北の「とある駐屯地創立祭」へと赴きました。各所の創立祭を巡り歩いているとはいえ、往復に新幹線を利用する東北への旅は、そう、おいそれと行けるものではないので、実りある取材旅となるよう、万全の態勢で挑みました。

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そして旅行当日、新幹線は無事、目的の駅に到着。この時点までは何の問題もありませんでした。

              そう「この時点までは」です!

 コトは、その新幹線の停車駅から、私鉄に乗り換えるタイミングで起こりました。詳細は省きますが、要は私鉄がトラブルに陥っており、当初の旅の計画が完全に「御破算」に追い込まれてしまったのです。決して安くはない新幹線代を支払い、あと私鉄で数十分という距離まで来ておきながら「オワタ \(^o^)/」では済まされません。

ここで残された手段としては「バス、もしくはタクシーに乗って移動」というのが最善の策なのでしょうが、旅行先で初めて訪れた土地の路線バスは「乗り間違え」の危険度が跳ね上がります。なにしろ、ほとんどの創立祭は「午後の3時に終了」なので、もしバスを乗り間違え、時間を大幅ロスしようものなら、それこそ一巻の終わりです。

 そして私はとりあえず、混雑する駅の改札を抜け、快晴の空の下へと降り立ちました。

                   続きます。


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